佐賀県の滝
轟の滝(嬉野町)
轟の滝(遠景)
所在地・・・・・ 嬉野市(旧:藤津郡)嬉野町
水系・・・・・・ 塩田川
規模・・・・・・
向かって左の滝 高さ:約7m
向かって右の滝 高さ:約7m(2m+5m)
・全長:約11m(表示)
水量・・・・・・
向かって左の滝 ☆☆☆
向かって右の滝 ☆☆☆☆
水勢・・・・・・
向かって左の滝 ☆☆☆
向かって右の滝 ☆☆☆☆
危険度・・・・・ -
周辺・・・・・・ ☆☆☆☆☆
知名度・・・・・ ☆☆☆☆☆
お気に入り度・・ ☆☆☆☆
轟の滝(向かって左側の滝) 轟の滝(向かって右側の滝)
周辺・・・・・・・
アクセス・・・・
国道34号線、武雄市より大村市方面へ。嬉野町役場を過ぎて約2km左側に「轟の滝公園」があります。/PA:約30台+約10台/公園内にある滝です。
表示・・・・・・
轟の滝
肥前風土記に「川源有淵深二許丈石壁峻険周囲如垣年魚多在」と、この滝の記事がある。
岩屋川内川、不動山川合流し、三段の滝を形成し、その落下は万雷の轟くが如く飛沫あたりに飛び虹を描く様は実に壮観である。
本地帯は轟の滝公園として整備され滝の高さ11m。滝壺の面積2500uで平地に所在する滝としては珍しい。
因に淵の深さは幾許なるか未だに測定できず、古来から白石の縫の池に通じ滝の主は地下の穴道を通って池の主のところへ通うと伝えられている。
轟の滝と縫ノ池に今もなお残る恋物語
 轟の滝は、ここから約15km離れた佐賀県白石町にある縫ノ池と、地下水で繋がっていると言われています。
轟の滝の龍神様は縫ノ池の弁天様に、この地下水を通じて逢いに行っていたという言い伝えがあります。
縫ノ池では地下水の汲み上げ過剰で一時期湧水が枯渇したこともありました。しかし2000年には再び湧水が復活したので、龍神様は弁天様に再び逢いに行く事が出来るようになった事でしょう。湧水の復活は龍神様に逢えない寂しさからの弁天様の涙によるものだったのかもしれません。
白石町
轟の滝 不動明王尊
この不動明王尊は昭和19年(第2次世界大戦中)に鎮国々家、平和、武運、災難厄除、などを祈念し、吉田大定寺住職平瀬泰応和尚他、町内有志数人の発起により建立されたものです。
以来50年、老朽化し破損もひどく、平成5年4月修復及び色塗り替え行い、見事な御姿となられました。
現在では、家内安全をはじめ身体健全、病気平癒、交通安全など事故や災難除けのお不動さんとしてお参りされています。
修復再興を契機に毎年4月29日(祝日)に不動まつり祈願法要が開催されています。御参拝下さいませ。
平成8年 沙門龍生記
近くの見所・・・・ 嬉野温泉・御手水の滝・観音の滝など
藤津郡の見所・・ 嬉野温泉・広川原キャンプ場・長戸鬼塚古墳・小長井CC・唐泉山椎の天然林・常在寺石造仁王像・光桂寺石造仁王像・本応寺石造仁王像・宝篋印塔など
コメント・・・・・ 大通り沿いの良く知られた美しく広々とした公園で春は桜の名所としても有名です。滝は公園内の赤い橋の正面に見えます。