周辺・・・・・ |
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畑観音 |
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音滝山釈王寺は、通称畑の観音、音滝観音、こせ観音などと呼ばれています。
こせ観音と呼ばれるのは、盲目になった姫の伝説が残っているからです。
それに因んで、観音堂のそばにある洞窟の水は、眼病に効験があると言われています。
堂の裏手の滝は、この付近では珍しい神聖な修行場として、いまでも滝に打たれる人が少なくありません。
階段下の滝壺では、江戸時代には大旱魃の際、雨ごいの秘法が行われました。
嘉永6年(1853)の2か月あまりに及ぶ大旱魃に際して、現在の八幡東区や八幡西区の村々では、
雨ごいの最後の手段として、福岡城の矢倉に保存されている虎の頭を役所を通じて借り出し、蛇形をこしらえ、
一緒に滝つぼに静めました。
市瀬村の鷹見神社の社僧が来て、蛇の頭に幣はくを立て、蛇の舌に祈祷札をはり、滝壺にさかさまに浸けました。
これは、神聖な場所をけがして神の怒りを招き、雨を呼ぶ手段でした。 |
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北九州市教育委員会 |
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近くの見所・・ |
小倉城・森鴎外旧居・北九州レトロ地区など
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コメント・・・・・ |
小さな水流が続く渓流に観音像が沢山祀られていました。 |
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